「水につけといてくれただけで十分だよ!ありがとう、助かっちゃった!」 「‥うん」 「…あ。荷物出してるの?」 チラっと部屋の中を見ると‥服や小物が散乱している。 「ああ、まぁ…」 「そっか♪何か手伝う事あれば言ってね?あたし下で洗濯とかしてるから〜」 私がそう言うと、湘君はコクリと頷いた。 まぁ‥手伝う事はナイと思うけどさ… 昨日手伝うの断られたし‥(汗) 「じゃあ、頑張ってね〜」 私は湘君にそう言って部屋のドアを閉め、階段をおりた。 .