ただ、最近‥ 綾乃の家ばかり来ていたから、 『また施設に戻るのか』と そんなことばかり考えていた‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 綾乃の家を飛び出して、フラフラと駅まで歩く。 もう時刻は深夜の12時を回っていて、 駅の周辺には‥酔っ払ったおやじや、サラリーマン達がいた。 切符を買い、ホームへ歩く‥ 最終の電車を待つホームは‥ 人で溢れかえっている。 また‥ あんなクソみてぇな施設に帰んのか? .