だから、

このクソみてぇな施設から、早く出たかった…




ここが自分の家だなんて‥

認めたくなかったんだ。







‥‥‥‥‥‥‥



月日は流れ、

俺は中学生になっていた。




気がつくと‥


隣にはいつも広輔がいて、毎日一緒に行動していた。




広輔は、

馬鹿でノーテンキな性格‥


だから一緒にいて楽だった‥



俺は唯一、広輔には心を開けて‥胸の内を何でも話せた…




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