「さっき会った女いただろ?あいつが言ったことは‥全部事実だ」 ――ズキ! 嘘でしょう‥? 「俺は‥昔、何人もの女とヤったし…そのたびに女を傷付けてきたんだ‥」 …………どうして? どうしてよ‥湘! 目からはまた涙が零れる。 「正直‥昔は女なんてヤれるだけの生き物だと思ってた‥自分の都合で振り回したって、相手のことなんて何も考えてなかった…」 湘の声が更に低くなる‥ .