「……うん」



俺は小さく頷いた‥







さっき莉子と飯を食った席に、

ふと目がいく‥





その席には客は座っていなかったけど‥

俺はさっき莉子と交わした会話や‥莉子がパスタを頬張る姿を‥


思い出していた‥






まるで‥


そこに俺と莉子の姿を、照らし合わせるかのように…





莉子‥






ごめんな‥






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