「おいっ、莉子。ただの停電だよっ?」 莉子は俺に抱き着き、ぶるぶると震えていた… 俺はポケットから携帯を出し、携帯画面の光りを莉子にあてる。 「あたし‥暗いところもダメなの……」 え〜〜〜〜〜!(涙) 早く言ってくれよ‥ 「とりあえず。ブレーカ見ないとな‥」 「あっ、あたしも行く!!」 俺が立ち上がると‥ 莉子は、俺のTシャツを掴んで来る。 「‥ほら」 俺は莉子の手を握り、脱衣所にあるブレーカを見に行った。 .