そんな莉子が、無性に可愛く見えた‥ ――ピカッ ―――ドド――――ンッ!! 「ひゃあっ!」 莉子は、俺の腕に顔を埋める。 「莉子。違うこと考えてみろよ?」 「――違うこと?」 莉子が、上目使いで俺を見る。 う…// やばい、やばい! 「そ‥そうそう!例えば…お前、あゆ好きだろ?一緒にあゆのDVD観ようか…??」 そうだ‥ それが1番いい! 「‥うん」 俺の腕にしがみついている、莉子の力が弱くなった。 .