それくらい‥ 雷大嫌いなんだから〜 「ハイハイ。それより‥何か手伝うか?」 湘は冷蔵庫から、アイスコーヒーを取り出した。 「ううん、大丈夫♪今日は三人だから…いつもより楽だもんっ!湘は、ゆっくりしてなよ!!」 《《プルルル―――♪》》 すると‥ 家の固定電話が鳴った。 「あっ、電話だ!ゴメン、湘っ。鍋が沸騰したら止めてくれる?」 「はいよ‥」 私は手を止めてリビングまで走り、テレビの横にある電話の受話器を取った… .