「もしもし?」 やだ! あんなぶりっ子女と、話しなんかないでよ………… 「うん………うん…」 ――――何の話してるの? 今すぐ切ってよ‥そんな電話… 私は、泣きそうになった。 「……あのさ、由紀江。もう俺に電話すんの控えてくんねぇか?」 ―――――! 「俺、付き合ってる奴いるし…そいつ、ヤキモキ妬くからさ‥」 湘がニヤニヤしながら、私をチラッと見る………… ………。 な、なによ‥その目は……/// .