「きゃ♪湘くん、素敵〜」 桜が面白そうに、俺らを見ていた… 「さ〜て…武志!帰るわよっ」 桜が空気を読んだのか、 帰るしたくを始めて武志って奴の腕を引っ張った。 「えっ‥おい!!」 「いーから、帰るの!!」 「桜!武志!!」 莉子が二人を呼び止める。 桜と武志は、莉子を見つめる… 「湘は‥居候なんかじゃないから!私たちの、大事な家族なの。居候だから、湘を二人に紹介した訳じゃないからね?」 莉子は少し泣きそうだった。 .