「だってぇ〜。髪がストレートにならないんだも〜ん!」



芽依が、再び私に抱き着きついてきた。





私は深くため息をついた後…


「もぉ〜貸して!」




芽依の手からアイロンを奪い、芽依の髪をアイロンでかけはじめた。




「陸〜。その間にお着替えしちゃいなさい〜」



陸はテレビを観ていたが、
スッと立ち上がり「はーい!」と言って、

2階へあがって行った。





私は芽依の髪をアイロンであて、毛を真っ直ぐにしていく。

芽依の髪はみるみるストレートになっていった……



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