同居人はヤンキー君!?

芽依はまだ私に背を向けている。



それでも私は、話を続けた‥







「芽依たちには言ってなかったんだけど…あたしね、お母さんが亡くなった日に…お母さんに最後言われた言葉があるの……」


「え‥」



芽依は少し体を起こし、私を見つめる…








「『皆のママになってあげてね』って‥。」

「…お姉ちゃん」



芽依がベットから起き上がる。
目からはうっすら涙が滲んでいた…



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