「マジ!?サンキュー莉子姉!」 孝は嬉しそうだった。 ガタンっ! 「…なによ!」 突然立ち上がり大声を出す芽依。 「何で孝兄には買ってあげて、アタシには買ってくれない訳!?」 芽依は怒っている。 「はぁ?孝は部活で必要な物でしょ!?あんたが欲しがってんのは今すぐ必要な物じゃないじゃん!!…来月になったら考えてあげるって言ってるんだから‥少しは我慢しなさい!!!」 私も声をあげた。