「今日部活でしょ?何時くらいに帰る??」 「ん〜。6時過ぎる‥」 孝は首を傾げながら、靴の紐を縛った。 「そう、わかった〜!部活頑張ってね!!」 「おう!行ってきます〜」 孝はニカッと笑い、学校へ出かけて行った。 「いってらっしゃ〜い!」 私も笑顔で孝に手を振り、 リビングに戻ると‥ 優がもう ランドセルを背負っていた。 「あれ?優もう出るの?」 時計を見ると、いつも優が出る時間よりも30分くらい早い時間。 .