湘はお粥を食べ終わるまで、ずっと私の側にいてくれた。 眠れない私は横で漫画を読む湘に、 ベットに横になりながら声をかけた… 「ねぇ、湘…?」 「ん〜?」 湘は漫画をぺらぺらめくりながら、返事をした。 「今日の夕飯どうするの?あたし‥さっきよりは楽になったし、夕飯くらいは作るよ!」 「さっき、おじさんから連絡あって…夕飯は、何か出前とれってさ。だから心配すんな?」 湘は優しい顔を私に向けた。 .