「ちょとぉ~!唯!洗い物手伝ってぇ~」

下から聞こえる甘~い声☆
私は今、大大大好きな宏貴クンの
家に居候してますっ

「はい、はい、はいっ!今行きます!」

ダッダッダッダッダ----ガチャッ

「もっと静かに降りてこれないのかな!?
うるさくて耳障りなんですけど!」

うっ..そうだった、もう一人ココには
子供がいたんだたった...私と同い年。
顔はカッコィィけど宏貴クンとは
大違いで性格がダメな祐貴...
どこが兄弟なんだかよく理解できないんだけど
しつこいんです

「うるさくてすみませんでしたねっっ!!」

「はぁ~っ?素直に謝ればぃぃのに
まだ俺とじゃれ合いたいわけ?子供だなぁ」

「何よそのいいかた、まぢでムカつくーー!!」

「勝手にムカついてろ!!」

「ほら、そこっ!喧嘩しないのっ!
というか唯!!!」

「はっ!!はい...」

何か怒られそうな雰囲気...祐貴、
なんかニヤニヤしてる。しばきたいッ

どうか怒らないで下さいっ
宏貴クンは優しいのが取りえなんだから...

「返事するときの『はい』は
一回で聞こえてるよ^^」

うわぁ~なんて優しいんだ
宏貴クンわぁ~あの微笑。
めっちゃ、和む笑顔~ 
また惚れ直しちゃうよ><
祐貴とは大違い!!っていってやりたい..のに、
またなんか文句言われそう~

と..思ってたら??