『今から俺の部屋に来て。』


あの騒動からちょうど1週間。


あたしは陸に呼び出された。


『どうして?』


『いや、ちょっとな……。』


『うわっ!?何だこれ?』



『嫌!?何なのよ!!』


『諒弥に青依……?』


『だからちょっと来て!?頼む!!』


『分かった。すぐ行く。』


プチッ。


全く、一体何をやらかしたんでしょうか?



とりあえずあたしは着替えて陸の部屋へと向かった。



……………………………


『………何……?』


部屋の扉にはたどり着いたけど……


『何で煙が……?』


まさか火事!?


バンッ!!!


『ああ焦げ臭っ!!!!』


『り、陸!?』


『あ杏!!!ちょうどいい所に来た♪ちょっと!!』


『え?ちょっ陸!?』


と、訳も分からず部屋に引きずられた。