「あー……。まあ、うん。それなら俺も手伝ってやるよ」
「元よりそのつもりだ」
よく調べもせず私を追い回した責任はとれ。
「ああ、ああ! 俺が悪かったよ!」
しれっと言われて腹立たしさと恥ずかしさで肩を震わせる。
「それで、相手は何人だ」
「十四人」
それにプラス二人ほど考慮してくれと伝えてハンドガンを確認し始めた。
弾詰まりを考えて予備を持っている奴なのか。オーマチックだけでなくリボルバーまで持っていることにセシエルは感じ入る。
「銃を貸せ」
「え?」
ああ、運転しているから見てくれるのか。
セシエルは腰の後ろからハンドガンを抜いてベリルに手渡した。ベリルは手渡されたUSPを受け取ると軽く見回す。
弾倉を抜き弾薬を見たあと、確認を始めた。
USPはポリマーフレームでありながら、マニュアルセーフティーは旧来的で外装式の撃鉄を備えており、コック&ロックが可能なダブルアクション拳銃としては珍しい特徴がある。
「元よりそのつもりだ」
よく調べもせず私を追い回した責任はとれ。
「ああ、ああ! 俺が悪かったよ!」
しれっと言われて腹立たしさと恥ずかしさで肩を震わせる。
「それで、相手は何人だ」
「十四人」
それにプラス二人ほど考慮してくれと伝えてハンドガンを確認し始めた。
弾詰まりを考えて予備を持っている奴なのか。オーマチックだけでなくリボルバーまで持っていることにセシエルは感じ入る。
「銃を貸せ」
「え?」
ああ、運転しているから見てくれるのか。
セシエルは腰の後ろからハンドガンを抜いてベリルに手渡した。ベリルは手渡されたUSPを受け取ると軽く見回す。
弾倉を抜き弾薬を見たあと、確認を始めた。
USPはポリマーフレームでありながら、マニュアルセーフティーは旧来的で外装式の撃鉄を備えており、コック&ロックが可能なダブルアクション拳銃としては珍しい特徴がある。



