大嫌いなアイツ






あたしは静かに涙を流した。







「……ダメだよ………


死ぬなんて……ダメだよ……」




「…………ごめんね………


美香……それに……瑠偉……。

毎日が楽しかったよ………


美香も瑠偉も…もちろん…駿も…





………いままで…………





……ありがとう……………」






―――――バタンッ





目の前には…友美はもういなかった。









「……いやあぁぁぁぁぁ!!!!!!」








あたしはもう心が真っ暗だった。







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