「はぁ。」 曖昧な返事をしてしまう。 当然、私に階級なんてものはない。 それ以前に階級とはなんなんだろうか? さすが、異世界。私には理解できない単語が散乱している。 「それで、坂口様の階級は、いくつでいらっしゃいますか?」