「球体ロボット?」 「お、さすが美里ちゃん。一目で見分けるとはな。」 自慢げに、球体をいじる松本オジサン。 ボタンを押すと、一瞬にして球体がバラバラに分解されて、次の瞬間、人型ロボットが出来上がる。 残念なことに、おじさんが作れるマシーンはここまでが限界。 「動くの?」 興味津々の顔でおじさんに聞いてみるが。