「どう?カオリ、ガルダストは……ビールで動きそう?」 恐る恐る、カオリの顔を見てみるが。 「!すごいわ美里。なんなのこのエネルギーは?見て、出力メーターが6500を振り切っている!戦車にも匹敵しそうよ。」 目を輝かして、カオリは満面の笑みで私の肩を揺らした。 ちなみに、出力メーターが6500を振り切っているといわれても、基準が分からないから、すごいのか、どうなのかさっぱり分からない。 まぁ、カオリが喜んでいるということは、すごいのだろうけど。