坂口美里とガルダスト



「そう、1567式フォムラ最新モデル鉄人機。私の自慢の愛機よ。さっそくエンジンをかけてみましょう。」


 言うや否や、カオリはポケットから鍵を取り出しエンジンをかける。


 軽い振動が起きて、しばらく静止。


 正面にある計器類のメーターが一気に上がる。


 こうやって見ると、本当にただの車に乗っているようだ。


 外からモノを見ないと、こういう風に映るのか。