私が、一人関心をしていると。 「美里~。この缶どうやって開けるの~?」 カオリが、肩から声をかけてきた。 そうだった。お嬢様が、あの特殊な日本の缶の開け方なんて知る由もない。 「あ、今行く~。」 私は、まだ大量にビールが入っているトートバックを肩にかけると、階段を上ってガルダストの肩まで登る。 お、重いな……チクショウ!