「いやはや、この爺。カオリ様にお使えし続け、早18年。やっとこお嬢様にもこのように信用できる友が出来るなんて、私は感激です。これからもお嬢様のコトを何とぞよろしくお願いします。」 深々と、頭を下げる爺や。 「あ、いや、とんでもありません。こちらこそ、よろしくお願いします。」 深々と頭を下げかえしてしまった。 その後、爺やが色々と話してくれたりしたが、緊張のしすぎか、最後まで私の耳には届かなかった。