そうか。

これが私のタイムリミットなんだ。


私…准兄の指輪貰えずに逝っちゃうのか。



私は、道路に飛び出した。

そして、男の子を突き飛ばす。


そして、スピードを緩めきれない車にぶつかる。


当たった瞬間、店から准兄がこっちを見たのが見えた。

男の子は、「は?」という顔で泣いてる。


私が、最期に見たのはこんな光景。


神様はしっかりとタイムリミットをまもったんだね。


狂いなく。