電車に揺られ20分、そこから徒歩20分で大学に到着。 「颯、おはよ」 声の方を振り返ると小さい男が立ってる。 ふぅ、 「優季か…おはよ、」 「朝からまたそんなシケた面を」 「最近ちょっとノイローゼらしい。」 「お前の気持ちはわからなくもないけど…まぁ、」 『はぁやぁてぇーっん』 「うわっ、」 「でたっ、いくぞ優季」 「はいはい」 大学生になって早2ヶ月と少し。 そう、ちょうど2ヶ月ぴったりで俺の周囲に異変が起きた。 アイツらのせいで。