何時もの月曜日の朝だった。

ひとみはさっきから私の爆発した頭を見ては笑っている。

それなのに


「結べはなんとかなるとよ! (笑)」


なんて気休めの言葉をかけて必死でスプレーをつけて直す私を見ては、笑った…

「ひとみ―笑ってないで!何とかしてや!」


ライオン丸?と格闘する私…

見兼ねて、ひとみは仕方ないなぁ…と言う感じに

「貸して!」

くしを取ると手早くの私の頭にくしを入れ、逆毛をたてながらアップをした。


さっきまでライオン丸だった?私の頭はフワフワとしたアップされた可愛い髪型になっていた。


「なに…?ひとみ最初からやってや!」


「だってぇ―結の焦ってる顔可愛かったからさぁ―」

ペロッと舌を出した…