「君のことをいつも遠くから見ていたんだ。 初めて会った時から…ずっと好きだった」 「そんな、私なんか…」 「君がいいんだ。 いや、君じゃなきゃだめなんだ。付き合って欲しい」 「…はい!」 ―… 「ちょっとそこの怪しい人」 縫ぐるみのミニーとグーフィを両手に演じていた夢物語は、さっちゃんの冷たいツッコミによってかき消された。