里佳子は、座ったまま椅子を引きずってベッドに寄せると、 私の耳に囁いた。 「で?どうなの?」 里佳子の言葉の、意味するところがわからず、 私は、ぽかんと口をあける。 多分、相当な間抜け面。 「何が?」 「もう!隠さなくてもいいじゃん! 仲地Dr.とのことよ! もう、やったわけ?」 「はあああああ?!」 思わず大きな声で反応してしまい、山下さんに、ぎろりとにらまれてしまう。 私は、ぺこりと頭を下げた。