―……〈お前、ダレ〉 「由輝………?」 「知らねぇヤツが、何で俺の病室に居んの?」 「えっ……??」 ジョークだと思った。 元気だと言いたいがために、そんなコトを言ってんのかなって………。 「詠美ちゃん。 ちょっと話があるの。」 さっきまで、由輝を見つめてた由輝の母親が何かを知ってるかのように、私を部屋の外へ連れ出した。