―……ガラッ… 「由輝っ!」 そう、何時もどおりに呼んだ。 傷痕は、少しずつ消えてはいるが 包帯の数を見るかぎり、痛々しさは計り知れない。 「由輝、目を醒ましたんだねっ! 良かったぁ〜。」 由輝に駆け寄った。 周りには、由輝の両親が居た。 『お前、ダレ?』 ―……え…? 駆け寄る、足を止めた。