「えぇ、詠美っ!」 お母さんは、慌てた様子で私を見る。 「どどど、どうしたのっ。」 「由輝くんが……、」 「由輝っ……?」 「由輝くんがねっ…………」 少々、落ち着きを払ってから…母親は言った……。 「由輝くんが、目を醒ましたみたいよ………」 夕日に当たる、お母さんの影が 何故か、大きく見えた………。