ウルフな彼


「やっぱたいしたこと
なかったな」

「くそう…」



?


今この人笑った…?



あたしが疑惑を
持った時だった。





「そこまでよ!」

「わあっ!」

「なっ…!!」

「おらっ!」

「ぐっ…」





それは一瞬の
出来事だった。



ハリーさんの
パートナーの
女の人によって

捕まってしまい
ナイフをつきつけられた
あたし。


そしてそれにオウガが
驚いたすきに、

形勢逆転したハリーさん。