ウルフな彼




「いいか、由羅。
おれがしとめる。
お前はここで
待ってんだぞ」

「わかった」





「らあッ!」



飛び出して行くオウガ。



「はっ、来たか」





え!?


よまれてたの!?





ドタバタともみ合う音。

ハラハラするあたしの心。



「ぐわっ!」



!


今の声…!!



「由羅ー。
もういいぞー」



ホッとして
茂みから出ると



狼の姿になってる
オウガがいた。