「おい、そろそろ 注意しろ。 このへんにいるはずだ」 ! ついに… 戦うんだ… あたしちゃんと サポートできるかな…。 てゆーかあたしも 命狙われてるんだよね。 「………」 気づいたら無意識に オウガの服の裾を 掴んでいた。 「…?どした?」 「あッ!えっと… ちゃんと…守ってね?」 オウガを見上げて そう言うと 一瞬目を見開いて、 ふいッと顔を 背けてしまった。 「ッたりめーだろ。 いくぞ」 そんなオウガの 耳がほんのり 赤い気がしたのは 気のせいかな?