ウルフな彼


すたすたと中に入る
この男。





デスマッチッて…



あたしも命
狙われるわけ!?


あたしはサポート
してればいいんじゃ
ないの!?





…もし次あたしが
狙われたら

オウガに盾に
なってもらおう。

(おい笑)





「いいか。
もうデスマッチは
始まってんだ。

と、なると
すでにあいつらに
場所がバレてる
この家は危険だ。

つーわけで行くぞ」



またスタスタ
歩き出すオウガ。





こいつッ…!!





あたしはオウガへの
怒りをグッとこらえ、

一緒に家を出た。