「もぉぉぉ!奈緒に彼が出来たらみんなで遊べるじゃん!」
「そぉだよぉ!海でもキャンプにも行けるし、何よりも彼のいる人生の方が絶対楽しいって!」
すごい勢いで二人同時に攻め寄られ、思わず息を飲んだ。
「あっ!ほらっ!早くお弁当食べないと5時限目始まっちゃうよ!」
「えっ?!マジっ?!ヤバッ!」
慌ててお弁当の残りを食べ出す二人を見ながらホッと胸をなで下ろした。