4時過ぎに家に帰ると、ママが仕事から帰ってきていた。
珍しい。
「ママ、早いね!」
「今日はね、このあと会議があるからって、3時までだったの。
ちょうどいいから、ケーキ買って来ちゃった」
えへへーと笑いながら、冷蔵庫から白い箱を取り出す。
「やったぁ。
……あれ、3つ入ってるよ」
「鷹耶くんも呼んできて」
「なぁんだ、2つもらえるのかと思ったのにぃっ!」
スキップしそうな勢いで2階に上がると、鷹耶の部屋をノックした。
「何? 未怜? 入って」
中から鷹耶の声がする。
あたしはドアを開けて、鷹耶の部屋に首だけ入れた。
鷹耶の部屋なんて、滅多に入らない。
思わずきょろきょろと見回す。
無機質な、まるで、ロボットが住んでるみたいな部屋。
きちんと片づいて、生活感がない。
珍しい。
「ママ、早いね!」
「今日はね、このあと会議があるからって、3時までだったの。
ちょうどいいから、ケーキ買って来ちゃった」
えへへーと笑いながら、冷蔵庫から白い箱を取り出す。
「やったぁ。
……あれ、3つ入ってるよ」
「鷹耶くんも呼んできて」
「なぁんだ、2つもらえるのかと思ったのにぃっ!」
スキップしそうな勢いで2階に上がると、鷹耶の部屋をノックした。
「何? 未怜? 入って」
中から鷹耶の声がする。
あたしはドアを開けて、鷹耶の部屋に首だけ入れた。
鷹耶の部屋なんて、滅多に入らない。
思わずきょろきょろと見回す。
無機質な、まるで、ロボットが住んでるみたいな部屋。
きちんと片づいて、生活感がない。