「そんなに乱れられたら、俺の理性も持たないっつーの」


よーちゃんは苦笑いを浮かべながら、あたしに触れた。


「…っ……ぁ」


よーちゃんとのセックスは楽しいから好き。


やっぱり上手だし、気持ち良い。




行為が終わってから微笑んでくれるその笑顔が好き。



「じゃあ…そろそろ学校行くね?」


携帯のサブ画面で時間を確認すると、10:30と表示されていた。


「いってらっしゃい」

「うん。よーちゃんも、お大事に」


手を振りながら玄関のドアを静かに閉めた。