「もしもーし、リョウ?男欲しいっていう奴いたんだけどー…は?……分かったよ。じゃあな」
中沢とリョウさんの会話はとても短かった。
だから、“別に女要らねえし”とか言って断られたのかと思ったら、
その通りだった。
「なんか、リョウさぁ…気になる子居るから女募集してねぇんだって」
「ふ-ん」
まぁいいよ
元々、期待してなかったし
「悪ぃな。ま、坂本ならすぐ彼氏出来るって-!……てことで、頑張って!な?」
中沢はあたしが落ち込んでると思ってるのか、あたしの肩をトントンと叩いた。
「…てゆ-かうざいよ。なかざ………あ。」
中沢の肩越しに、よ-ちゃんの顔が見えた。

