「ま、男紹介してってことは、彼氏と別れたりとかしたんだろうけど」 図星だけど、 別に動揺するようなことでもなかった。 「そうだけどー」 机にうつぶせて軽く目を伏せた。 「おい、寝るなよー」 「寝ないよー。早く男紹介してー」 ちょい待てよー と呟きながら、中沢は携帯をいじり始めた。 …よーちゃんが浮気なんて。 今でも信じられない。