「ばーか。先生うざいっ」

「うざくて結構こけこっこー♪」

「意味分かんないしっ」


先生の足を踏んでやろうとして足を伸ばしたけど、先生はサッと避けてあたしを嘲笑った。


悔しくてその場で地団駄を踏んだ。



「さ、駅着いたから降りよ」


いつも通り冷静なよーちゃん。


そういう所もいいけど、


あたしと先生がいちゃついてても妬かないんだ。

…怒らないんだ。


少しだけショックだった。