「も、もぉ~
王ったら
折角、二人きりなのに
他の女の話しなんて
止めてよ。」


あたしは誤魔化すように王の首に手を回した。


「なら、俺の言う
通りにしろ。
今のままだとお前の
母親と…」


「止めて!!
あの女と一緒に
しないで、あたしは
あの女とは違う!!」



あたしは屋上を飛び出し
その場を逃げた。



違う…
絶対に違う!!


あたしは
あの女と一緒
なんかじゃない…