その子は 言い終わると 目で周りの子達に 合図した。 私は両腕を掴まれ 壁に押し付けられた。 「嫌、離して!!」 「アンタが悪いのよ 忠告聞かないから…。」 鋏を取り出し 口角の端を上げ私に 向けた。 (赤馬助けて…)