少しずつだが 暗かった 俺にも未来と言う道を 見つけれた。 「赤馬、どうしたの? もしかしてお弁当 美味しくなかった のかな…?」 出会った頃を 思い老けっていて 鏡花に声を掛けられ はっとした。 「悪い、考え事してた…弁当は旨いよ。」 「そうなんだ、 あんまり独りで抱え 込まないでね。」 「あぁ、分かったよ。」 そう言って 俺は鏡花の頭を 優しく撫でた。