「ごめんなさい。」


あの女は何故か
いきなり頭を
俺に下げた。


「……。」



「こんな事になるまで
気付かなくて
本当にごめんなさい…
まずは赤馬に
謝りたかったの。
…それとこれを
お父さんが
赤馬に書いた手紙よ。」



そう言いバックから
古い茶封筒をガラス下の
穴から渡された。



親父の手紙?