Wrath~止まらない怒り~




屋上の扉を
開けると焔と色が
来ており
二人は俺が来ると
思ってなかったようで
驚いてる様子だった。



「待たせたな…」


「その様子だと
もう知ってるんだろ?」


焔は少しも悪びれた
様子はなかった。


それどころか
勝ち誇るような態度で
俺を見下す
ように言った。


俺は後ろ背中に
忍ばせておいたナイフを
取り出して焔に
突き付けた。