Wrath~止まらない怒り~




いつも俺に無関心な
あの女が仕事を
休んでまで話しって
なんなんだと…



「分かった、夜な。」


「良かった…
待ってるから。」



“待ってる”
初めて、あの女から
聞いた言葉だった…。



俺は何故、自分を
止める事が
出来なかったのだろう…



きっと、もう少し
あの話しが
早く聞けてたら自分を
止められたかも
しれない…