Wrath~止まらない怒り~




許さねぇ…
絶対に俺はアイツらを
許さねぇから。



鏡花、大丈夫だ。
俺が必ず復讐してやる…


俺はある物を
取りに家へ向かった。


家に着くなり
あの女が
珍しく家にいた。


「赤馬ちょっと
大事な話しがあるの
聞いてくれる?」


「今急いでる。
悪いがアンタの話し
聞いてる暇はない…」


「なら、帰ってからで
いいお願い…」



俺の腕を掴み
いつになく
真剣な顔をして
言うのを見て驚いた。